最近かな、量より質って流れがイイみたいな。
洋服業界に長くたずさわってきたので、前職をやめる3年前ぐらいからは、内容を充実(服の生産工程で例えるとMADE IN JAPAN)させるほうがイイみたいなコトです。
それまではなんでも早く早く、いかに1日で多くの仕事をこなせるかといった風潮でした。
他の職業はわかりませんが、流通がメインな東京だと少なからず当てはまっていたと思うんです。
街中みても、大小様々なクルマが走っていますから。
僕は前職の最後のほうから、その流通に関していつも疑問でした。特に東京都内で服を生産納品していくには、どうしても関東近県や地方にある生産工場に頼らないといけないので、毎日クルマでパーツや原材料を運ぶのが会社内での重要な作業=仕事でもあったのです。
量をこなすには何度も何度も往復しないといけない。
めまぐるしく出入りがあり、少しでも遅れると何時までには必ず持ってきてほしい、もしくはこちらから取りに行くといったやりとり。
そこがMADE IN JAPANといった言葉が、アパレル内で目立ち始めると質を重視していくようになりましたが、流通に変更は無いのでさらにこちらから取りに行くといった状況が増えました。
僕はクルマを使えないので、外から見ているだけでしたが、1日に何度もクルマが出入りしていたのは覚えています。イイか悪いかはわかりません。ただ、効率は非常に悪かった、クルマの必然性がわからなかったですね。いくらアクセル踏んでも早くは戻ってこれない。
これって変えられないのも知っていました。
量より質、このコトよりもいっそのコト、全てゼロにしちゃえみたいな考え方にたどり着きましたね、最近。ゼロ。0ですよ。
リセットっていうか、、、なんだろう。失ったわけじゃないんだけど、とにかくゼロ、、、。そう考えると周りを気にしなくなったと思います。無視じゃないですよ。
最近、毎日のように秋葉原の街中を歩きますが、海外からの人ってあんまり気にしないですよね。周りを。もちろん、気づけば気に留めてくれるんですが、あまり気にしないというか個が強い。動作や仕草も。カメラを持っている人が多いんで、ついついチェックしてしまいます。
彼ら、三脚を遠慮なしにセットしますね、通行量が多いところでも。あれって日本人なら多分しないと思う。この前は信号待ちの横断歩道で、いきなりgo proを真下に置いてからの撮影を真ん中でやってたなぁ、一人で。その動きに気づく人って何人くらいいるんだろう。ドローンが街中をガンガン飛ぶ日も近いような。
個になるには、一度だけ自分をゼロにしたいなって。あれもこれもと考えて、まずは持ち物から。
以前は何足買ったかわからないスニーカーですが、ここ2年間くらい買ったのはゼロ足です。
服もここ1年、何も買ってない。
逆に90%ぐらい減らしたかも。
チャリパーツも、ほぼゼロにしたかな。
一台残しているのみ。
もちろん、全部好きですよ。ファッションもピストバイクも。
今でも究極の自転車というか乗り物は、ピストバイクだと信じてるし。
消費より、行動が優先なこれから先。
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