2011年10月10日月曜日




































10月9日と今日で新潟にある越後妻有に林間学校に参加してきました。3月の震災で被害にあった地域の子供達も参加し、稲刈りと農舞台周辺にあるアートを見学する内容です。まず稲田という言葉が俺には何か理解出来なくて最初地名かと思ってました。アートは町おこしの一環でアーティストが実際に山や街に作品を展示してあるという見た事ないやり方で。よくある美術館じゃなくて半永久的に置いてあり、メンテナンスもしなければいけないというのと、地元の住民の理解も得て初めて展示出来るということです。正直、現地に着くまで全く予備知識もなく向かったのが俺らしいというか、、、着いて驚きました。こんな田舎にこういうの作るんだみたいな部分と東京みたいな大都市じゃなくて採算合うのかな、、、とかイヤラしい見方ですよ。けど、こういった試みは面白いし、実際見てみて都内では出来ない試みもあり、かなり興味深く見れました。

子供達と合流し、2日目に稲刈りを体験した訳ですが、これもイイ経験でした。今度は田植えらしいんでまた行きたいと思いましたね。

福島から参加してるのをためらって言えない子供もいて、どこから来たの?と聞くとフクとしか答えなかったり、口には出さずに黒板に福島と書いたり、、、廃校になった学校に寝泊まりしたのもあって涙が止まりませんでした。被災地から避難した子供達が他県の学校に編入してイジメにあうというのも実際に聞いていたのでかなりショックを受けたのも事実。そういう子供達や被害にあった方、避難生活をしてる方、目に見えない風評被害など苦しんでいるのだと思います。東京では西へ逃げたり。某有名アーティストが一番先に西へ避難して、落ち着いた頃に戻ってきて被災地に応援メッセージを込めた歌を送るというバカげた世界。逃げるというより俺には避けてるとしか思えない状況。日本て何でこうなんだろう、、、自分たちだけ良ければイイのかって。あれだけの大惨事、天災とはいえテレビ見てたならあの恐怖がわかるハズ。日本で起きた事でしょって。webのソーシャルネットワークで報告するくらいなら別の事やって欲しい。キーボード叩くなら他に何か出来るハズ。今回、参加する機会を俺に与えてくれたKEENのハラちゃんとスタッフの皆さん。本当にありがとうございました。

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